コロナウイルス最新情報 シンガポール

2020/03/19

おはようございます。新しい情報が更新されましたのでお知らせいたします。
新型コロナウィルスを巡る各国・地域の対応策は極めて流動的ですので、これらの国・地域へのご渡航を検討される際には関係当局のホームページをご参照頂く他、在東京大使館等にご確認頂くなど、最新の情報を十分にご確認くださいませ。



すでにご承知の方もいらっしゃると思いますが、3月16日23時59分より、日本からシンガポールへの入国に関して新しい制限が施行されましたので、変更点及びよくある質問とその回答についてお知らせさせていただきます。

<旅行客への対策の概要は以下のとおりです。>
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1.
2020年3月16日23時59分より、シンガポールに入国する全ての旅行客で過去14日以内に日本、アセアン諸国(ブルネイダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム)、スイス、英国に渡航歴のある方には、14日間の自宅待機通知 (SHN)が発行されます。
入国の際に、14日間の滞在先の証拠を提示する必要があります。
例えば、全期間予約済みのホテルの予約確認書や居住地の情報です。
また、無症状であっても、新型コロナウイルスの検査をされることがあります。
なお、空港でのトランジットエリアを離れずにトランジットをする旅行客には自宅待機通知は適用されません。

2.
上記1の自宅待機通知に加え、アセアン諸国の国籍を持つ全ての短期滞在者は、シンガポールに入国以前に健康に関する情報をそれぞれの国のシンガポール大使館に提出する必要があります。
提出物は、シンガポールに入国前にシンガポール保健省により承認される必要があり、シンガポールの検問所にでシンガポール入国管理局(ICA)により確認されます。
必要な承認なしにシンガポールに到着した短期滞在者は、シンガポールの入国を許可されません。
旅行の予約をする前に、承認をとることをお勧めします。

3.
中華人民共和国、イラン、大韓民国、イタリア、フランス、スペイン、ドイツからの旅行者:全ての新たな旅行客で過去14日以内に中華人民共和国、イラン、大韓民国、イタリア、フランス、スペイン、ドイツに渡航歴のある方は、シンガポールへの入国および乗り継ぎはできません。
シンガポール入国管理局(ICA)は、中華人民共和国およびイランのパスポート保持者に新しいビザの発行をしません。
中華人民共和国およびイランのパスポート保持者に既に発行された短期、複数回訪問のビザは一時的に停止とします。
停止期間中は、シンガポールに入国することができません。
詳しくは、シンガポール保健省のウエブサイト(https://www.moh.gov.sg)をご覧ください。

4.
シンガポール入国時に発熱および呼吸器疾患他の症状を示す旅行客は、渡航歴に関係なく、検問所にて新型コロナウイルスの検査を受ける必要があります。
このような旅行客全員に自宅待機通知が発行され、検査の結果が陰性であっても、自宅待機は最後まで行う必要があります。
臨床的に疑わしい症例のある場合は、病院に搬送されます。シンガポールは、全てのクルーズ船の寄港を中止します。

5.
他の全ての旅行客は、シンガポールに入国された後2週間は、健康状態を注意深く管理する必要があります。
気分が悪い場合は、直ちに医師の診察を受け、渡航歴などを医師に知らせる必要があります。
発熱や呼吸器系の症状(咳、鼻水など)がある場合は、事前に病院に電話をし、マスクを着用して訪れてください。

6.
これらの入国制限措置は30日後に見直されます。

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<よくある質問>
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Q: 自宅待機とはどういうものですか?
A: 入国時に提示した滞在場所に14日間滞在し、外出は禁止となります。
感染がなければ、14日間の自宅待機後は通常の活動に戻ることができます。
自宅待機は期間中継続して最後まで行う必要があります。
自宅待機中は、フード・デリバリーや日用品を求めるために支援を求めることができます。
また、自宅待機中に連絡担当者が割り当てられますので、体調が悪い場合や医師の診察を受けるための手配は担当者に連絡することができます。

Q: 14日間の自宅待機中に待機場所は変えられますか?
A: 変えることはできません。
ホテルに滞在の場合は、14日間の滞在を証明する予約確認書が入国時に必要です。

Q: 14日間の途中で帰国することはできますか?
A: 途中で帰国することはできません。

Q: シンガポール経由でその他の国にいくのは可能ですか?
A: 空港での乗り継ぎであれば乗り継いでいくことは可能です。一旦入国されたら14日間
の自宅待機通知が発行されます。

Q: 日本国籍ですが、現在制限されていない国から入国することは可能ですか?
A: 可能です。
ただし、入国時より過去14日間以内に制限対象国及び地域への渡航歴がある場合はそれぞれの制限が適用されますのでご留意ください。

Q: 入国制限措置は、いつまで続きますか?
A: 今後の感染状況により見直されますので、シンガポール政府観光局の公式サイトやシ
ンガポール保健省のウエブサイト、シンガポール入国管理局のウエブサイトをご確認
ください。

シンガポール政府観光局 
https://www.visitsingapore.com/travel-guide-tips/travel-responsibly/
シンガポール保健省 
https://www.moh.gov.sg
シンガポール入国管理局 
https://www.ica.gov.sg/covid-19
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